照明合わせって何?舞台監督ってどんなお仕事?
照明合わせとは
本番まで残り2ヶ月をきっておりこれから照明あわせなども出てくるため、
照明合わせって何?について解説します。
ここまでに「たくさんのスタッフさんが関わり舞台のためには多くの人、時間、準備が必要なんですよ」。
というお話について知っていただけたかと思いますが、
そんな舞台を作る上でかかせないのが、
「照明合わせ」です。
照明合わせは舞台監督さんを中心に、舞台に携わるスタッフさんの前で本番と同じ踊りを披露する場のことですが、
まず、舞台監督さんというのは、
発表会の舞台の全てを仕切り、細かいタイムスケジュールを固め、
全ての舞台上の指示を出す権限をもったスタッフさんのことです。
つまり、舞台で行われることの権限をもち、安全に舞台がスムーズに進むように指揮し、
照明、音響、演出家のイメージなどを具現化する方。というのが舞台監督です。
当スクールでは、2010年から相馬舞台研究所の相馬勝己さん(現在井上バレエダンなどでも指揮をとられている日本の舞台業界の大ベテランの監督さんです)、相馬さんのもとで大活躍中の佐伯美佳さん(実は代表の大学時代の同級生)、などの皆様に、毎年お手伝いいただいております。
その監督さんを中心としたスタッフで照明合わせをとり行いますが、
溝の口については6月13日に確定しています。
具体的には、
- 「各演目に何名の出演者が出演するの?」
- 「個々がどういった衣装を着用するの?」
- 「舞台上でどんな舞台転換が必要?」
- 「大道具小道具、どんなセットを使うの?」
- 「各作品では細かくどんな照明が必要?」
- 「どんな演出で、どんな音のきっかけ?」
などを、振り付け担当の講師スタッフの希望も聴きながら、調整しまとめていきます。
生徒は、監督を中心に、照明、音響のチーフスタッフの前で、本番と同じ実際の踊りを披露します。
それをもとに、舞台監督・照明・音響、各スタッフへ見せながら細かく協議をし、
計画を立てていくための時間です。
以上が、照明あわせに関する解説です。
つまりこの照明合わせという時間で、舞台における細かいことが確定されます。
初めての生徒は特にこれからも少しずつ、当日使う舞台用語や、舞台のルールなどが出てきますが、
それはまた、その都度ホームページブログなどで紹介できたらと思っています。
せっかく本格的に、プロが作るバレエの舞台に出演するのですから
皆さんは舞台芸術家の仲間入りです。しっかり一つ一つ覚えながらその世界の魅力を知っていってください。