大塚芽衣ブログVol.14【お花の渡し方】
お花の渡し方マナー
みなさまこんにちは、大塚です! さてさて、アキバレエスタジオではもうすぐ待ちに待った発表会!
本番が楽しみでもあり、怖くもあり...、レッスンもリハーサルが多くなってきますね。
怪我をしないよう、焦らず頑張りましょう!
ところで、バレエに限らず、ビジネス面でも、開店祝などでお花を贈る事って多いですよね?
お花を贈る、って、欧米から来た文化なのかな?
と思いやすいですが、そんなことはありません。
欧米でも日本でも、「花を贈る」という行為自体は昔から存在していました。
そういう意味で、国は違っても、やはり人間の考える事は同じなんですね。
そう、お花を贈る。
特にバレエや演劇など、芸事の習い事をしている人や、俳優さんの追っかけをしている人は、
その頻度が高いかと思います。
実は、日本において、花を贈るマナーというのが結構あるんです。
【日本においての贈花マナー】
■お見舞いに鉢物は× これは良く聞きますね、鉢物に入れられるのは根のついたお花で、
お見舞いに根のあるものは、 「根付いてしまうから」駄目。 言葉遊びのようですが、
ゲン担ぎという意味合いも込められているのでしょう。
■結婚式に黄色い薔薇はNG 黄色い薔薇の花言葉に「嫉妬・ねたみ」というのがあるため、
結婚式に黄色い薔薇はNGです。
逆にサムシングフォーの一つでサムシングブルー(何か青いもの)ということで、青系のものを
花嫁が身につけていると幸せになれるという言い伝えがあるため、青いお花や薔薇など良いかもしれません。
■本数も大事 「4」「9」「13」という数字は不吉な数字として知られているため、お花を贈るのであれば、 縁起の良い末広がりの「8」などが良いでしょう。お祝いに最適な数字と言われています。
【発表会でのお花はどうしよう】
前述したとおり、花言葉や花の意味というのは、とても大切だということが分かりました。
では発表会に持っていけそうなお花をご紹介します。
●カーネーション(ピンク)
花言葉は「美しい仕草、感動、感謝」です。 発表会が美しかった、
感動した、見せてくれてありがとう、という感謝を込めるのにぴったりです ね!
花言葉は花の色によって変わってきますので、ご注意を!
●ひまわり
花言葉は「憧れ あなただけをみつめます」。
●桜 「優美な女性」
●サンダーソニア
「祝福 祈り」
●胡蝶蘭(白)
「幸せが飛んでくる 変わらぬ愛 清純」
また、胡蝶蘭は花の中でもグレードの高いものなので、尊敬の念を込められたり、
大切なビジネスの相手に送られたりすることがあるそうです。
また、相手によっても花束やアレンジメントのデザインを変えたりすると良いでしょう。
子どもであれば、花の本数が多く、華美に見えるもの。
大人であれば、本数が多くなくとも、気品と美しさを兼ね備えたもの。などのように。
この辺りは、その道のプロであるお花屋さんに聞くのが良いかもしれませんね。
子ども等は特に、難しい事は分かりませんから、単純にぱっと見、
「あの子は10本の花束なのに、私は1本だけ?」
と落ち込んでしまう事もあるかもしれません。
いろいろなことをご紹介しましたが、なによりも大切なのは、送り主の気持ちです。
気持ちを込めて、花束をプレゼントすれば、どんなものも喜んでもらえます。
相手に贈るプレゼントを考える時間を楽しんでください。